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24節気 72候 2月3日

あたたかく 
    炒られて嬉し 
         年の豆 
              高浜虚子


二月三日の立春。大晦日も、節分も、年という時間のつなぎ目の夜。

古い年を司る神は、すでに去り、新しい年の神はまだ来ていない。

年の神が入れ替わるわずかな隙間につけこんで、邪悪な鬼どもが悪さをする。

そこで豆を捲く。 「日本の歳時記 41」小学館



父の転勤で、私は 小学生を松江、鳥取、岡山で過ごす。

威厳のある声がする。「となりの声より張り上げにゃ、いけん。

また、鬼が入って来るんで」思わず弟と、重い雨戸を ぎーぎー閉める。

どの行事より、あっという間に終わる。

朝、垣根越しに見つける隣りの豆、登校の凍ったあぜ道にも見つける。

もう、嬉しゅうて、神様に出会うた程。

松木 幸子
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今年最初のおついたちができあがりました。

『早春』
水仙花 寒さにひきしまる咲き姿に,清と凜のイメージがよく似合う
 旧正月で明けまして おめでとうございます と言いましても今年の場合は・・・無事に明けまして・・・でしょうね。
 本年も「おついたち」をお求め下さり、誠にありがとうございます。今、貴方の床の間に活けられているのは多分、「梅」「水仙」ではないでしょうか。人を励ますような、どちらも寒さの中へ清らかに花を開く梅と水仙は2月の植物の組み合わせで「双清(そうせい)」と言います。
 〈水仙〉一抱えしたくなる位、可憐で愛らしい花です。そして、正月花として活けられた水仙はすらりと伸びた葉の緑に花の白とその中心を占める黄色が燭台に載ったともしびを思わせます。雪の中でも良く香りますが少し部屋が暖まると、ほどけたように匂い始めます。英国の自然詩人ワーズワースの名高い水仙の詩が浮かんできませんか・・・。
うたわれているのはラッパ水仙のようです。
 冬枯れの寂しい山野にいち早く開く水仙は、かの地でも希望と喜びをもたらす花として、親しまれたそうです。そして、シェークスピアの戯曲「冬物語」に詠われている水仙、洋の東西で寒さにひきしまる咲き姿に清と凜をイメージ出来ます。列島は寒の入りをくぐったばかり。これからが〈冬物語〉の本番になります。パッチリと開いた花を覗き込んでいるうちに、早春はもうすぐそこに。花の精の声がどこからか聞こえてきます。
 では、年の初めの「おついたち」をお楽しみください。
 年の初めの『おついたち』は寒さの中にも春の訪れを感じさせてくれる梅と水仙、そして春告げ鳥ともいわれる鶯で『早春』を表現し創作いたしました。必ず来る春を待ち遠しく、そして凜として咲く梅・水仙に想いをのせ・・・・。

今年もパワフルに生きる! 主人 田口 恵美子
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寒河江のりんご農園におじゃましました。

いつも喜田家、ハルエグレース、KITAYA 六人衆をご愛顧いただきまして、本当にありがとうございます。心より感謝申し上げます。

2011年11月29日(火)山形県寒河江市りんご農園におじゃましました。

 上野発の東北新幹線で約3時間。今回は山形県寒河江市のりんご農園に行ってまいりました。

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 寒河江駅で今回お世話になる「太田農園」の太田社長さんと合流。まず初めに、自然栽培でぶどうを作っている「工藤農園」の工藤さんのぶどう畑に案内してもらいました。工藤さんが作っているぶどうは、肥料も農薬も一切使わない正真正銘の自然栽培なんです。木の抵抗力を高めるため、雑草は生やしたままほったらかし。刈らずにそのままにしておくとやがて枯れて土に還り、天然の肥やしになるんだそうです。そして病気や害虫に対する抵抗力の増した強い木になっていきます。この畑には、太くて元気なミミズがたくさんいるそうです。このミミズ達の活発な活動により土が生き返り、いい土壌が作られていきます。そして果肉がたっぷり詰まっていて皮ごと食べられる幻のぶどう、「リザマート」や「オリンピア」が作られています。とても熱く語っていただいた博士みたいな工藤さん、ありがとうございました。

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 お昼はJAさがえ西村山「アグリランド」のおそば屋さんで「げそ天ざるそば」を注文し、「納豆もち」をみんなでいただきました。柔らかくてもちもちした食感と納豆に醤油ダレ、きざみネギと柚子をのせて太田さんおススメのお酢をかけていただきました。とっても美味しかったです!

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食後に併設する「アグリランド産直センター」でお買い物。東京では見たこともない大きさの大根、白菜、キャベツ!ネギも太いのが10本以上入って500円。

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山形牛もボリューム感満載!思わず買い込んで宅急便で送ってもらいました。

それから太田さんの農園を案内してもらいました。

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まずは桃畑。すでに収穫を終えて冬仕度です。雪の下は外よりも温かく、トンビや鷹などの天敵から逃れられるため、ねずみが桃の芽を食べにやってきます。すべって上に登れなくするために木の根元にビニールを捲いておくんだそうです、大変です!

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そしてさくらんぼ畑へ。

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りんごや桃やラフランスは自家受粉(おしべとめしべがあり、ハチなどに頼ることなく受粉できる)できるそうですが、さくらんぼは自家受粉ができないそうです。それなので天候によって左右されることが多いそうです。雨が降ればハチも飛ばない。しかもさくらんぼは14℃以下だと受粉しないそうです。毎年14℃以上の晴れた日に水鳥の毛ばたきで1本1本受粉させます。目に見えない花粉を朝から夕方までひたすら受粉させる、とても大変な作業です!

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収穫期にもなると、泥棒からさくらんぼを守るため、1ヶ月泊まり込みで見張るそうです。

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さくらんぼは高くて当たり前!とおっしゃった意味が分かったような気がしました。

そして部屋にあがってりんごの試食をさせてもらいました。

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春明(しゅんめい)、こうとく、紅ハチりんご、あいかの香り。どれも美味しいのですが、それぞれ食感やジューシーさが異なり、こんなに違うものなのかとビックリしました。りんごの「苗木」のカタログなるものも見せてもらいました。こんなカタログあるんですね。りんごってこんなに種類があったのかと驚きました。苗木は1本6,000円以上するそうです。苗木を買っては植えて収穫。この繰り返しで栽培しやすく美味しいりんごにたどり着くんだそうです。時間も手間もかかる大変な作業です。

最後に私たちのために収穫していないりんご(あいかの香り)の木に案内してもらい、大粒のあいかの香りを収穫させてもらいました。1個350円はするな。なんて言いながら木から座ってりんごをもがせてもらいました。貴重な体験です。

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りんごもさくらんぼの木も皆背が高くありません。何故?と聞くと「矮性(わいせい)」といってわざと木の高さを低く栽培しているんだそうです。それはズバリ収穫しやすいようにとのことでした。根っこが拡がらないと上に大きくならない。根っこが拡がっていると上に大きく伸びてしまうそうです。りんごはほとんど無肥料で育てています。おしりの赤いりんごは美味しんだそうですよ!

和菓子も積極的にこういうものを素材として商品開発をしたい!りんごで有名なハルエグレースにしたい!そんな思いを胸に太田さんとお別れしました。太田さんはとても実直な方でこの仕事に対して半端じゃない情熱を感じました!お忙しいなかとても詳しくたくさんのことを教えてくださり、本当にありがとうございました。

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山形駅へ向かう途中、せっかくなのでラスクで有名な「シベール」さんに寄り道。大きなミュージアムが併設された工場兼、ショップでお買い物。

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とても充実した1日でした。皆さんありがとうございました。

絶対りんごの美味しいお店にする! 主人 田口 恵美子
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長野へ勉強会に行って参りました!

いつも喜田家、ハルエグレース、KITAYA 六人衆をご愛顧いただきまして、本当にありがとうございます。心より感謝申し上げます。

12月に入り、今年も残すところ1ヶ月を切りました。
寒暖の差が激しいですが、皆様お元気でいらっしゃいますか?

さて、先日長野へ勉強会に出かけ、経営者の方々のお話を聞いてまいりました。
とても勉強になりました。

11月21日晴天♪長野へ勉強会に行って参りました!
竹風堂小布施本店、かりんとうで有名な蔵久、松本民芸家具、
そして最後に話題の洋菓子店「菓匠Shimizuさんです。
店舗巡りをして、老舗店の創業者である会長や店長、
そして注目される洋菓子店のオーナーにお話を聞くことができとても勉強になりました。
喜田家の和菓子づくり、店舗づくりにも活かして行ければと思います!
お店や建物の外観だけのミニムービーですが、お楽しみくださいませ☆
営業部 中野


いかがでしたでしょうか?

次回は「山形県寒河江市のりんご農園」をご紹介します。お楽しみに!

ちょっと風邪気味。でも頑張る! 主人 田口 恵美子
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12月のおついたちができあがりました。

『希望に向かって』

 もう12月…京都の紅葉も真盛り、結構11月も暑い日があったりして、秋の深まりも遅れを感じます。そんな中キノコの味覚もお愉しみになられましたでしょうか?長野の方から7センチもある大きな太いシメジの手づくり粕漬けを頂く機会があり、「山の幸」という自然の恵みに感動いたしましたが、「茸(くさびら)」という狂言があることを思い出しました。狂言師が人間だけでなく馬や牛、蚊、果てはキノコという菌類までも演じるのです。

 今年は震災により自然の畏れと共に原子力の脅威にさらされています。原爆により巨大なキノコ雲が広島と長崎に現れて66年。唯一の被爆国である日本に今また、日本中に放射能という「胞子」が広がっている現状。

 狂言では金持ちが山を切り開いて建てた屋敷に人間大のキノコが生え、何度取り除いても現れます。山伏に祈祷を頼むのですが、祈る度にキノコは増え、ついには屋敷いっぱいになり人間を追い出してしまいます。キノコを演じる時は面をつけ笠を被り、両腕を袖の中に折り込みしゃがんだままスリ足をして、一見ちょこちょこしてファンタジーのような印象ですが、この狂言の意図は、全てが平等であるはずの自然界で、人間だけがいつしか支配意識を持ってしまい、自然破壊や本来必要のないものまで求めるようになってしまったことへの警鐘ではないでしょうか。江戸時代の作品であるはずなのに、原子力を使った道具まで生みだしてしまった現代の人間たちを見透かしているようです。そうしてみると、「茸(くさびら)」を笑ってはいられない。狂言は笑ってみられる時代が華ということでしょうか。

 さて、来年はどんな年になるでしょう。
 奥州、伊達正宗の時代にも大地震の津波で城下が壊滅したのに、東北地方には数多くの史跡や名勝があることを考えれば、又、立派に復興していけると信じて応援するばかりです。津波が押し寄せたラインに桜の木を植える活動が始まったそうです。

 今年最後の「おついたち」はそんなことを考えながら、来年は明るい年になりますように、桜のお重に「祈りと希望」を込めました。上のお重には心華やぐ聖夜の夢を。下のお重には福を刈り集められるよう、豊作祈願の「鎌餅」を。豊かな実り、穏やかな日常を早く取り戻せますように、応援を込めておつくりしました。

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 さあ、忙しい年の瀬がやってきます!あかるい年に向けて前を向いていきましょう!
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