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7月のおついたち情報を更新いたしました。

成26年7月(文月)のおついたち~ 七夕(たなばた)と乞巧奠(きっこうてん) ~

「七月七日、牽牛と織女、聚會の夜と為す」 『荊楚歳時記』中国(6世紀) 
中国では後漢以後より両星を人格化し、七月七日の夜を一年に一度の巡り合いの日とする説話が生まれていたとされ、わし座のアルタイルを農事を知る基準とし、こと座のヴェガを養蚕を司る星とする信仰から、両星が天の川を隔てて相対する恰好の位置からの恋物語が発生したと見られます。

乞巧奠とは、女子が手芸に巧みになることを祈る(乞う)祭(奠)事の意味で、この中国から伝わった風習と、日本の棚機つ女の伝承が重なって、日本特有の七夕の行事が形成されました。

そうして、乞巧奠という七夕の祭事は、日本でも中古以来宮中で行われ、農耕と裁縫に関わるものを東庭に祭り、詩歌管弦の宴が催され、「七遊」と称した遊びも併せて行われたといいます。

この乞巧奠の祭事がが民間行事としても行われるようになったのは江戸時代からで、手習いの普及もあって、短冊に願いを書き、笹に吊るすという現在に至るまでの慣わしとなったようです。

今月の「おついたち」は、マンゴー風味の琥珀羹でおつくりした「天の川」に、生糸に見立てた練りきりを雪平に巻きつけた「糸巻き」、雅な音色を思わせる「琵琶」、涼感を感じる「滝の瀬」、宵闇を飛び交う「蛍」、そして清々しく咲く「朝顔」を箱いっぱいに詰め込みました。冷茶と共にお楽しみください。


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